睡眠時無呼吸症候群(SAS)と糖尿病
最新研究から見るSASと糖尿病の関係
学会で発表した論文の解説
JEDASの調査発表
日本国内のSASと糖尿病に関する新しい研究として、08年日本糖尿病学会において※JEDASという研究の中間報告が発表がされました。この研究は国内の2型糖尿病患者を対象に糖尿病とSASの関係を調べたもので、「睡眠時無呼吸症候群の有病率の推定」、「SASと糖尿病の原因はどちらにあるのか?」「SASの治療をおこなうと糖尿病は良くなるのか?」などの研究課題を東北から関西地域までの大学病院や糖尿病医療機関が参加し進められています。
今回の発表では、対象とした2型糖尿病患者におけるSASの推定有病率は、3%ODI>10をカットオフとした場合、35.8%であったことが報告されました。また、BMIが25以下の肥満ではない糖尿病患者におけるSASの推定有病率を、3%ODI>10でカットオフとした場合、26.2%であったと報告され、肥満を伴わない糖尿病患者も高い割合でSASの合併があることが報告されました。(「3%ODI>10」とは無呼吸などの要因から体内の酸素飽和度が3%低下する事例が、睡眠1時間あたり10回以上あることを示す)
※JEDASは、当サイト監修のみなとみらいクリニックの田中俊一理事長が世話人を務める研究グループです。第51回日本糖尿病学会年次学術集会において演題発表されました。
http://www.kanazawa-naika-clinic.or.jp/news/080626news.html

